RPGツクールDS考察137

コンテスト作品公開期間もあと2日…
さすがに簡易審査はもう無いかな。
ツクールGBのコンテストに参加できなかったので、今回のコンテストは参加できただけでも良かったです。


それからコンテスト作品のレビューはNDSアダプターがあるので、公開期間終了後も時間がある時にプレイして書いていこうと思ってます。




〜コンテスト作品レビュー〜


●RamPaGers! ランペイジャーズ
闘技場で行われるタッグバトル大会での優勝を目指す2人の主人公の物語。
対戦前に試合を観戦して相手の情報を集めるか、トレーニングをしてキャラを強化させるかを選択できる。
試合後にもレベルアップしたり技もどんどん覚えていくので詰まることなくサクサク進む。
自分の場合、決勝の相手が鎧の騎士達で惜しくも負けたものの綺麗に幕を閉じたんだけど、どうやらそれに勝ったパターン、それとは別に決勝の相手が異なるパターンも存在するみたい。
さりげなくタイトルのRPGだけ大文字だったりと色々とこだわりを感じる作品。


●放課後かくれんぼ
学校の放課後を舞台としたかくれんぼ(脱出?)ゲーム。
シンプルな作りではあるが雰囲気はしっかり出ている。
エンディングは全部で4種類とマルチエンディングにもなっている。
目玉の歩行グラフィックを使って下さってありがとうございます。
なんとなく目玉は触れるとゲームオーバーになる役が多い気がする。(笑)


●ナイトメアと青の宝石 by DEG
フィールドを使ったアクションパズルゲーム
登場する仕掛けが独特でおもしろく、パズルゲームとしてとてもよく出来ている。
チュートリアル的なステージ1とは異なり、ステージ2から難易度が飛躍的に上がる。
こんなのどうやっても無理だろうと必ず一度は思うものの、何度かやるうちに「こうすれば良かったのか!」と解決法が分かり気持ちが良い。
クリアできたと同時にそれまで溜まったストレスも吹っ飛びます。(笑)
パズルゲームは好きなので、頭を悩ませつつもとても楽しめました。
ちなみに自分が本来2作目として投稿する予定だった作品も、フィールドを使ったパズルゲームでした。


●ゴードンとピーター 〜救出と脱出〜
魔物に襲われた街の人たちを救出していくゲーム。
あくまで“救出”が目的であり、街からの“脱出”はいつでもできる。
脱出した時に何人街の人たちを救出していたかで得点が変わる仕組み。
日記を読んだりアイテムを入手したりしながら進めていく。
救出ゲームというよりはおつかいゲームという印象の方が強かったかな?


●しるふぃーど Fairy’s Walts
妖精と人間、2つの姿を切り替えながら進むRPG
妖精の姿だとモンスターは襲ってこないが人間に見つかるとアウト、逆に人間の姿だとモンスターが襲ってくるが人間と会話できる…と2つの姿をうまく特徴分けできている。
夢幻邸は4人を切り替えるシステムでしたが、2つが一番シンプルでバランスが良いと改めて実感。
アイテムを手に入れた時のセリフや自作EDなど細部までしっかりと作り込まれていて好印象。
BGMは同じものが流れているだけなので、場面によってもう少し変化が欲しかった。
個人的にあるてのキャラクターがお気に入り。独特の喋り方がおもしろい。


●魔神復活阻止作戦!
魔神の復活を阻止するために氷の洞窟の奥を目指す自作戦闘ものの作品。
ダンジョンにうろうろしている敵シンボルに話しかけることで攻撃等が行われる戦闘システムになっており、ジャンルとしてはアクションRPGに分類されるのかな?
各種パラメータが自由にいじれるようになっていたりとシステムの完成度は非常に高い。
また、お金を使って時間経過を再現しており、時間が進むたびに様々なイベントに変化が起きる。
難易度は若干高めに感じた。時間が進むとパラメータアップに必要な努力の源の必要数も増えるとは…
さり気なく感謝祭で先行配布された追加素材が使用されているのがポイント。(笑)


●魔神少女救出作戦! もう一人の魔神
魔神復活阻止作戦!の続編にあたる作品。
時間経過やモンスターとの戦闘など基本的なシステムは前作と同じだが、パラメータアップの仕様等で一部変更が見られる。
自由にいじれなくなったものの、その場でアップするため手間がかからなくなっている。
個人的にこの発想はなかった!と思ったのがアイテムを使用することでいつでもどこでも魔法効果のモードを変更できるシステム。
消費アイテムの有無で判別するこのイベントはこれまでのツクールでも十分作成できましたが、この方法は思いつかなかった…
難易度は前作に比べると易しめでプレイしやすく、個人的には前作よりこっちの方が好み。
それから目玉の歩行グラフィックも使って下さってありがとうございます。
イービルアイ、自分が作ったグラフィックなので倒すのがちょっと辛かった。(笑)