9月1日のニンテンドーダイレクトにてツクールフェスの新しい情報が開示されました。
見逃したという方はYoutubeにて確認できます。
Nintendo 3DS Direct 2016.9.1 プレゼンテーション映像
https://www.youtube.com/watch?v=QHG8fWiWJaw
※ツクールフェスの紹介は20:00〜
それでは早速、映像を見ての考察です。
●顔グラフィックについて
顔グラフィックはカラー4色＋表情4種（笑顔、怒り、驚き、悲しみ）のようです。
カラーは変更するとDS無印と同じくデザインも変更されます。
DS無印とDS+の切り替え方式が合わさったような形ですね。
●マップ制作について
マップの作り方はDSシリーズとほぼ同じのようです。
フィールドマップの作り方も同じ。
フィールドに置ける建物グラフィックにもカテゴリがあり「ファンタジー」とありました。
現代やSF、和風も作れる可能性が高そうですね。
●新機能“変数”が実装
待ちに待った機能がついに実装です！
はじめて聞いた人は「？」だと思いますが、
ツクールに触ったことのある方なら変数の重要性が分かるはず…
とにかく色々なイベントが作りやすくなり、作成の幅が大きく広がります。
特に自作戦闘などオリジナルのシステムを作る人にとってはあるとないとでは天と地の差。
フェスの目玉機能のひとつになりそうです。
アドバンスでは「イベントで決める」機能とスイッチを組み合わせることで
擬似的に変数を作ることができましたが様々な制限がありました。
携帯機版ツクールでは本格的に実装されるのは初めてですね。
変数の数はおそらく500個（それ以上もあるかもしれませんが）
モンスターのHPに設定していたので様々な項目に設定することが可能なようです。
余談ですが、昔HPで次回作（アドバンス）のアンケートをとった時に欲しい機能も
集計したのですが、その時に欲しい機能の1位となったのが変数でした。
また、DS発売決定前にとったアンケートでも変数が欲しいという意見が多かったです。
ずっと待ち続けていたものがようやく…感慨深いですね。
（ちなみに2番めに多かったのは自作グラフィックが描ける機能でした）
●モンスターの行動・状態異常
モンスターの行動設定は全部で8つまでできるようです。
それぞれに行動内容と条件が設定できます。
条件の中に仲間が麻痺、眠り、混乱、沈黙、盲目がありましたので
それらの状態異常があることも確定です。
たぶんこれに毒が加わる感じでしょうか。
●過去素材がDLCで無料配信決定
DS+とMVの素材がダウンロードコンテンツとして無料配信されるようです。
過去素材が使えるのは嬉しいですね！しかも無料！
DS+で作った作品のリメイク、挫折した作品のリベンジ…夢が広がります。
マップチップもDS+のものがほぼ使える感じになりそうです。
また、タイトル名は出てませんでしたが、DS無印にいた白いフードの幽霊もいますので、
無印の素材も配信されるのかもしれません。
さすがに表情や色パターン（デザイン）まで新しく追加されてるとかはないと思いますが
DSユーザーからすると使えるだけでも万々歳なのでそこはぜひともお願いしたいですね。
（※ファンタジー素材はデフォルトとして収録されている可能性もあり）
あとは公式で追加配信されてた素材やPixivのコンテストで選ばれて配信されていた
ユーザーの素材も使えるかどうか…ここもやはり気になるところです。
●半歩移動も実装か
追加素材のシーンで街の画面の右側のキャラや
プールで警察に追いかけられている画面等を見る限り、
今作では半歩移動が可能なようです。
確定ではありませんが、もし実装されているとすると携帯機版ツクールだと初ですね。
個人的に半歩移動というとツクール4を思い出します。
でもツクール4自体にはあまり良い思い出はないですね…（笑）
今はまだパッと有効な使い方を思いつきませんが、
イベントを作る上で表現の幅は広がるかもしれませんね。
●著名人が作ったゲームも配信予定
著名な人が作ったゲームを配信する企画も予定されているようです。
でもこれはもうおなじみ（？）ですね。
アドバンスでは漫画家 みずしな孝之さんの「まつむらクエスト」
DS（無印）ではファミ通で有名な水ピンさんの「水ピンクエスト」
さらにシンガーソングライターであるより子さんの「Memory Of Soul」
などが配信されました。
どこまでが“著名”なのかは人ぞれぞれですが、今回は誰が作るのか楽しみですね。
余談ですが、より子さんはツクールDS発売前にニコニコ動画で生配信された
ツクニコ生放送にもVX Aceのほうで出演されてました。
ツクールに対する熱がひしひしと伝わってきて好印象だったのを覚えています。
あんな感じの生放送、今回もまたやらないかな…
