RPGツクールDS考察250

イラストコンテストの配信素材を使うと自然とその素材に愛着がわいてしまいます。
特に顔グラフィックなんかは元絵を見ようとPixivを覗いてみるのですが
その元絵自体が消えちゃってるととても残念な気持ちになります…(笑)



〜コンテスト作品レビュー〜



●段ボール・オブ・パンドラ 無邪気は怖し 作者:シロネコ様 (12期)
段ボールと子供の会話を見るだけの短編のムービーゲー。
会話はギャグチックだが、暴力的な台詞が目立つのでもう少し控えめでよかったかも。
※作者名のせいか箱に入った猫の顔グラが使用されているのかと思ったけど無かった(笑)
※使用メモリ約6万は一体何に使われているんだろう?この内容なら1万にも満たないような…



●ガチンコ番長 頂上目指してガチになれ! 作者:ロットン様 (12期)
ヤンキーである高校生コウジが全国制覇を目指すガチンコRPG
…のハズなのだが時間がなかったようで未完成で終わってしまっているのが残念。
短編にして俺たちの戦いはこれからだ的な終わり方にしたほうが後味が良かったと思う。
※主人公の顔はどう見てもヤンキーじゃないような気が…(笑)
※プール荒れすぎ、何があったの?(笑)
※過保護すぎるパパの言動が色々とおかしい(笑)
ハンバーガー屋での「ウメーウメー!」…もしかして作者の方はキン肉マン好き!?



●カメラララ! 不可視の悪魔と神隠し 作者:つかさい様 (13期)
カメラが趣味の主人公・光太郎が仲間とともに神隠しの謎を解いていく推理アドベンチャー
全体的にコミカルな雰囲気で、台詞に効果音やデカ文字が多用されているので見ていて楽しかった。
ストーリーは謎が謎を生む先の気になる展開で良かったが、エンディングを迎えても
すっきりしない点がいくつか残るなど、消化不良に感じてしまった。
特技名がオート撮影や強制発光などユニークで、戦闘を撮影に見立てるアイデアが面白い。
また、キャラの名前もカメラに関するものが多く、カメラに対する愛情が感じられて良かった。
情報と情報を組み合わせて新説を立てる情報錬成のシステムは、逆転検事のロジックに似ており、
いかにも自分で推理しているという感じがして楽しかった。
※終盤に致命的なバグがいくつか見受けられたのがとても残念…
※台詞に誤字が多いのが気になった。特にラストのあのシーン、肝心なところで噛む光太郎…(笑)
※書店に売ってるアイテムが説明もない上に何も起こらず使い道がよく分からなかった。
※仁がピントの家に向かう→防空壕を出る→仁が普通にいる…のんきに何をしている!?(笑)



●☆怪盗淑女物語☆ 作者:うみはら様 (13期)
怪盗淑女である女子高生・志乃が、各地に散らばる7つの秘宝を集める謎解きアドベンチャー
終始コメディタッチなノリで会話が楽しく、登場するキャラも個性があって面白い。
ステージは基本ダンジョンギミックだが、それだけでなく殺人事件が起きて謎を解く推理ゲーや
記憶力を試すクイズゲーのあるステージもあり、飽きさせない工夫が見られて良かった。
イベントがある場所はキラキラや矢印で分かりやすくなっているので迷うことがない親切設計。
ラストの秘宝の正体はとても綺麗で好きでした。
※集めた秘宝やサブのお宝は箱だけじゃなくメニューでも確認できると良かった。
※病院ステージで変装を解除後もナースステーションで「お疲れ様です」と言われる(笑)
※サブのお宝を全て集めても特に特典はなし…?作者部屋解禁が特典でも良かったかも。