5月20日、予告通りニンテンドーDS及びWiiのWi-Fiが終了してしまいました。
こんなことになるならせめてツクール城+の素材くらいは
Wi-Fi終了のギリギリまで使えるようにしておいて欲しかったなぁ…
というのはまあ任天堂がWi-Fi終了を宣言したのは今年に入ってからなので仕方ないとして…
とにもかくにも長い間DSのWi-Fiには楽しませてもらいました。
自分の場合ほとんどツクールでしか利用しませんでしたが、それだけ価値のあるものでした。
ありがとうございました。そしてお疲れさまでした。
当ブログでは引き続き超スローペースではありますが、総括を綴っていきたいと思います。
ではでは、前回の続きのお話から…
●RPGツクールDS、ついに発売
2010年3月11日、夢にまでみたツクールDSがついに発売しました。
発売日が延期したというのはまあお約束として…(笑)
ツクールBlogにて開示された情報、Amazonで試聴できたBGM、
Wi-Fiで落とせるグラフィック素材、膨らむ妄想…
テンションMAX!で手に入れるはずだった…のですが、
とある問題が発生し、そういう状況ではなくなってしまいます。
発売前、フラゲした人たちの報告によって
手に入れる前にツクールDSの問題が露呈してしまいました。
そう、容量です。
ちょっとイベントを置いただけでガリガリ減っていく右下の数字…
ツクール4の悲劇を彷彿とさせます。
発売前、一番気にしていた部分がまさか一番酷いことになっていようとは…
素材の限られるDPはもちろん、Fullでもアドバンス以下の長さの作品しか作れない…
待ち焦がれたゲームだったので正直ショックを隠せませんでしたが、
それでもやっぱり手に入れた時は少なからずテンションは上がったものです。
しかし、容量以外の面でも特にバグや仕様は致命的なものも多く、辛いものがありました。
期待のツクールDSがこの有様…うーむ…
それでもここで諦めるわけにもいかず、来るコンテストに向けて作品制作を開始したのでした。
グラフィックや音楽等の素材が良好だったのが幸いな点かもしれませんね。
●第1回RPGツクールDSコンテスト(DP)
ツクールDSが長く続いた要因のひとつとして、コンテストの存在がありました。
ツクールDSで盛り上がれたのはコンテストがあったからといっても過言ではないと思います。
自分自身、ツクールGBのコンテストに参加できなかった(二人一組での投稿が規則だった)
という悔しい思いをしたことがあったので、
今回のこのコンテストは楽しみで仕方ありませんでした。
当初は制約の厳しいDPのコンテストということで、
どういった作品が投稿されるのか興味深かったです。
自分も作品を作っていましたが、最初の公開には間に合わず、作りながらの様子見という形に。
蓋を開けてみると、まずその投稿数の多さに驚いた記憶があります。
ひとり3作まで投稿できるルールがあったせいか、テスト感覚で投稿した人も
少なからずいたとは思いますが、それでもその数はすごかった。
最初は200作品公開、次は150作品、次も150作品…最終的には1000作品以上集まる結果に。
そしてその作品の内容…
適当に作ってあるような作品も見受けられましたが、
思っていた以上にしっかりと作られている作品が多かったなという印象です。
DPでもここまでできるとは…驚きました。
ちなみに、自分が最初に落とした作品は受賞作品でもある「サイレント」だったと思います。
並び順で一番上にあったので「サイレント現象」という言葉も生まれた作品ですね。
その次あたりにこれまた話題になっていた「バトルスロッター唯」をダウンロード。
DPコンテストは一筋縄じゃいかないなと感づいた作品でもあります。
今思ってもOPから魅せ方というかとにかくクオリティが高かったなぁ、と。
そんな中、自分も四苦八苦しつつなんとかふたつの作品を完成までこじつけ、
DPコンテストに投稿したのでした。
ではでは、次回は自分が投稿した作品の制作秘話を綴っていきます。