RPGツクールDS考察196

●ツクールBlog更新(DS+ミニ情報その5)
http://www.famitsu.com/blog/tkool/2011/12/rpgds_60.html


今回は戦闘やモンスターについての紹介。



・戦闘の倍速表示が標準搭載に!
前作ではテストプレイ時のみだった倍速表示が標準搭載になりました。
戦闘時のスピードがスローすぎただけにこれは嬉しい追加要素ですね。
その他、状態異常の確率や沈黙、超防御の仕様など細かな部分も調整されてるみたいです。


・エンカウントの有無
エンカウントを自由に制御する新しいイベント命令が追加。
さらにユニットを作っていなくてもモンスター一体をイベント戦闘で指定できるように。
わざわざユニットを作らなくても済むので節約になりますし手間も省けて良いですね。


・「効かない特技」「状態変化無効」
モンスター一体につき設定できる効かない特技は予想通り6つまで。
状態変化の有効/無効も選択可能(毒、混乱、沈黙、眠り、即死の5つ)


・モンスターグラフィックの種類判明
前作と同じく64種と予想していましたが、60種だった模様です。
さらに無いと諦めていたポップモンスターも生存してることが判明!
というわけでモンスターの種類は60種×2で120種ということに。
(リアル/ポップの切り替えは前作と同じオプション画面にて)


・ツクール城+の貯蔵庫について
個人的に心配していたことのひとつ、貯蔵庫で配信される素材の範囲ですが、なんと前作Pixivイラストコンテストの採用作品すべてが配信されるということが判明しました!
正直優秀作品のみだと思っていたのでこれは朗報です。
ちなみに貯蔵庫の素材は発売初日からすべて配信されます。
新規分のモンスターグラフィックなども徐々に配信していくとのこと。


・配信素材の容量が別枠に!
今作ではゲーム用の容量と配信素材用の容量は別々に分かれているようです。
つまり配信素材をDLしてもゲーム用の容量には影響がないということ。
前作ではこの容量がかなりネックになっていたので気にしなくて良くなったのはありがたい!
ちなみに配信素材全てをDLできるのではなく、少なからず“上限”が存在しているようです。
ダウンロード素材をぱんぱんに詰め込んでもゲームを作る容量は減らない…とのことですが、実際どれほどの上限があるのかは現段階では不明。
一応前作の場合だと…
歩行グラフィック:12個まで
顔グラフィック:20個まで
モンスターグラフィック:20個まで
アイテムアイコン:15個まで
このような上限がありましたが、今作でははたしてどうなっているのでしょうか。




●ツクニコ生放送(仮)
毎週木曜19時から1時間放送される生放送番組。
昨日は第一回が放送され、DS+とVX Aceについて簡単に紹介してました。
自分は都合上リアルタイムで見られないのでタイムシフト予約を利用して視聴。
放送時間に見られない方は「タイムシフト予約」をしておくとあとで見放題なのでオススメです。
(通常会員でも予約可・方法はタイムシフト予約のボタンを押すだけ・予約後は一週間視聴可)


さて、第一回放送分の簡単な流れをざっと紹介。


・ツクールDS+の紹介(出演:声優の野水伊織、天の声ツクールマスター)
・ツクールVX AceのPV(なぜか2回流れる)
・ツクールVX Aceの紹介(出演:シンガーソングライターより子、プロデューサー杉内賢次)
・ツクールDS+のPV


こんな感じです。
生放送ということで全体的にぐだぐだした感じで進行。
一応VX Aceの方も視聴しましたがDS+の方だけ簡単にピックアップします。


DS+の簡単な流れは、タイトル作成→主人公作成→マップ作成→テストプレイ→武器防具作成。
未公開だった素材も色々と確認できました。


・タイトル背景
タイトルや一枚絵表示で使用できる背景素材を確認。
青空や校舎、大木、現代の町並みなどがありました(SF用素材は少なめに感じたかも)
前作からの流用は、宇宙、湖、海、魔方陣、悪魔、クリスタル、交差する剣、本、お城、扉の10つ。


・歩行グラフィック
警察官や看護婦、人体模型、船などの乗り物類を確認。
スライムはゼリー状のもののみ(前作の丸いものはなし)
その他ドラゴンやスケルトン、ガーゴイルなどのモンスターは残念ながら無いようです。


・顔グラフィック
未公開だった残り2種を確認。
種類やっぱり少ないけど放送ではそこに触れられてなかったなぁ…
声優さんが主人公に人体模型を選んで「あれ?顔は?」という展開を期待したんだけど…


・フィールド/マップ
マップはフィールド、街:現代、街:戦国、街:SF、街:特殊、ダンジョンの6種類。
フィールドは前作と同じく1つまで作成可能。(他はすべて30つまで)
放送では現代風マップを作ってましたが、配置できる建物グラフィックとして自動販売機や駐車場、自動車などおもしろいものもいくつか確認できました。
また、一軒家には扉の無いものと扉付きのものの2種類が存在し、扉の無いもののみ内装付き。
扉付きの家はいわゆる入れないオブジェクトとして使用してくれということだと思われます。
このあたりの細かな配慮は嬉しい。


・武器や防具のサンプル
バスターソードやらグングニルやらなぜかファンタジーものが残ってました。
ツクールマスターがハッキリ「ファンタジーはないぞ」って言ってたのに…


・肝心の容量について
全体的に画質が悪く、容量の数字がつぶれてて見にくかったのですがセーブ時になんとか確認。
タイトル(伊織の冒険)、主人公(伊織)一人、街ひとつ(建物:噴水、テント、書店、車付き駐車場、内装のない大きな家)以上を作成し、消費容量は“417”でした。
ちなみに前作で似た感じで作ってみると消費容量は“1148”でした。
つまり前作と比べ約1/2に消費容量が抑えられている…!?
イベント命令周りの消費量も気になるところです。



大体判明した情報はこのくらいです。
放送自体はぐだぐだで進行で遅いものでしたが、VX Aceの方も含め個人的には楽しめました。
次回放送はソフト発売日の15日。
VX Aceの方は諸事情により録画となるみたいです。
サッカー以外のニコ生は初めて見ましたが、コメントに出演者が反応するのがおもしろいですね(笑)