ツクアド話9

久々のこの“自分の言いたいことを言いたいだけ言っちゃうコーナー”です。(笑)
さらりと聞き流してくださいね。


ツクールでゲームを作る時、必ず自分は“プレイする人にクリアしてもらうゲーム”を目標に作ってます。
せっかく最後まで作るんですから最後まで遊んで欲しいし、作ったイベントも全部見て欲しい思いからです。
というよりこれって当然のことかもしれませんね。


そのためのコツ(というより自分がやっていること)ですが、まず第一に戦闘の難易度をかなり下げてます。
少林寺やストーンアイはどうなんだと聞かれたら、正直難易度は自分から見て“普通”程度に仕上げています。
が、今思えばやっぱり難易度は“かなり”低い方がいいですね。“かなり”がポイントです。
自分がテストプレイして“ちょうどよかった”で終わりではなくそれよりもかなり(あるいは少し)簡単に倒せるようにします。
自分にとって“ちょうどよかった”でも他の人にとっては“難しい、強い”と感じてしまう可能性があるからです。
そういう人が途中でゲームを投げ出してしまうと、それだけで自分の作品を
最後までやってくれる人が減るわけですから、制作者としてはとても悲しい限り。
もちろんそれは戦闘バランスだけでなくダンジョン、敵の出現率もからんできます。
長いダンジョンでしかも敵の出現率が高いとそれだけでやめたくなってしまいます。
だからダンジョンは短く、敵の出現率は低くしましょう。


…ってこれらの話は講座に載せてたか。^^;
というわけで載ってない話を…


よく“裏ダンジョン”作る人がいますよね。
隠しダンジョンともいうのでしょうか。隠しキャラ、隠し武器とかいうのもありますね。いわゆる隠し要素です。
あそびのひとつとして入れてるぶんには良いとは思うんですが…
正直いらないんじゃないかと思います。隠し要素。
特に隠しダンジョン。
強い敵が出て本編のラスボスよりも強いボスがいて倒すと最強の武器を手に入れられる…
最後に容量がちょっとあまったから適当に作っとくか、てのはいいんですが、
容量をバリバリ使った凝っている“隠し”はNGな気がします。


“隠し要素”はその名の通り隠してあるわけですからプレイしてくれる人が全員見てくれるとは限りません。
しかも(ツクールサイト管理者がこういうこというのもなんですが)、たかがツクールです。
さらにプレイしてくれる人がかなり限られるアドバンス。
途中で詰まるゲームはすぐにやめられてしまう可能性が高いし、
隅から隅までやり込んでくれるプレイヤーに至っては極稀です。
それを考えると“見るか見ないか分からないもの”よりも“皆が見てくれるもの”に
容量を使った方が制作者にとってもプレイヤーにとっても嬉しいんじゃないでしょうか。
少なくとも自分はそうです。
最初に言った「作ったイベントも全部見て欲しい」これです。制作者の願いの塊です。




…と、長々と言いたいこと言いたいだけ言っちゃいましたね。すいません。ごめんなたい。
そんなこと言っておきながら、実は少林寺には隠し要素、あるんです…
ゲーム中のどこかにおサルさんが計3匹隠れてて3匹とも全てに話しかけると最強の技法が使えるようになります。
偉そうなこと言っといてなんだよそれって感じですね、すいません。ごめんなたい。


でもやっぱり作ったイベントは全部見て欲しいですよね…