RPGツクールDS考察231

〜コンテスト作品レビュー〜



●THE ROBOT CHAPITRE 1 作者:TWO-BOOK様 (4期)
主人公のロボットを操作してバトルを勝ち抜けていくRPG
アイテムの名前や説明、台詞などすべてがフランス語で書かれているのが本作の特徴。
それ故にどういう物語なのかなどが分かりにくいのが欠点。
しかし洋ゲーというか独特の味を感じられたのは良かった。
フランス人が作ったのか、フランス語を勉強している日本人が作ったのか…
色々な意味で興味深い作品でした。



●学園探偵ナツミちゃん 恋は迷宮ラブリンス 作者:さとみ様 (4期)
主人公のナツミちゃんが殺人事件を解決する推理アドベンチャー風のRPG
ナツミちゃんはダンジョン(作中ではダンヅョン)をクリアすることで推理が冴え渡るらしい。
ダンジョン(作中ではダンヅョン)は広くて迷いやすいが、敵が鈍足で逃げやすいのが救い。
どうでもいいけどナツミちゃんの顔グラが怖い(笑)
あの顔グラは写真なのか、絵なのか、作者本人なのか、はたまた別の人なのか…
そしてパートナーである身軽な暗殺者ネコとは一体何者なのか…
色々な意味で興味深い作品でした。
※サブタイトルはLOVEとラビリンスをかけてあるのかな?さすがに誤字じゃないよね…



●倒産したある会社 自作ミニゲーム 作者:梅干し様 (4期)
ライバル会社と戦う(?)ムービーゲー+ミニゲーム
ストーリーはあるが分かり辛くあっという間に終わってしまった。
台詞も読み辛く誤字脱字も目立った。
クリア後は格闘ゲー、避けゲー、スロットが遊べるようになる。
格闘ゲーはどうすれば勝利できるんだろうか…
※関係ないけど自分は梅干が大好きです。



MBAさとる 営業の基本動作の習得 作者:刀根 智宏様 (3期)
エンブレ商事というブラック会社に入社した主人公さとるの物語を描いたRPG
東北地方が舞台のようで仙台などの地名が登場する。
名刺集めというおつかいから始まりいきなり自由度が高くなるが、学校の不良には勝てないし
北の雪国は敵が強いし南の森も敵が強いしでどこへ行けばいいのか分からなくなってしまった。
題材はおもしろそうなだけにところどころで作り込みの甘さが目立つのが残念。