RPGツクールDS考察163

第2回コンテスト作品レビューです。
DP同様3〜5行の簡単なレビューになりますが、今後もちょっとずつ書いていこうと思います。
今回は公開前にプレイさせて頂いた作品を含む8作品のレビューです。
※既にレビューを差し上げた作品もありますが、念のためもう一度記載します。




●とある勇者と連続殺人事件 〜地下4Fの不可能密室〜 作者:幻様 (1期)
孤島を舞台とした推理アドベンチャーゲーム
台詞をよく読まないと先に進めないようになっており、選択を誤るとゲームオーバーとなる。
登場人物は多めだが、顔グラが一部のイベントでしか使われておらず、
台詞にも名前表記がないので誰が誰なのかが少し分かりづらかったのが気になった。
ゴミ箱漁る勇者を見てドン引きする女の子にはちょっと笑った。(笑)



●女心とふぁいなるクエスト ネットゲームプレイヤーズ 作者:苺てんぷら様 (1期)
ネットゲームの世界を舞台とした自作戦闘ものの作品。
攻撃や魔法だけでなく、チェンジやプッシュ、隊列等様々な要素が詰め込まれており驚き。
それ故か、チュートリアルだけでは戦闘のルールをちょっと理解しにくかったかな。
しかしプレイするうちに次第に飲み込み、状況を考えつつの戦闘が非常に楽しめた。レスポンスも◎。
随所に出てくるギャグも個人的にツボ。その場で弁当食べる男とか。(笑)



●もしも勇者が最強だったら VIPRPG.DS版 作者:パチえもん様 (2期)
2chで構想された作品?タイトルが気になったのでプレイ。
戦闘はなく、スライムとスケルトンを吹き飛ばしながら進むだけ。
特に何を考えるというわけでもなく颯爽とクリア。



●田中ロワイヤル 生き残れるのは、ただ一人 作者:加護様 (1期)
謎の屋敷に招待された4人の男女が“田中ロワイヤル”というゲームに参加させられるRPG
オリジナルの顔グラフィックが非常に良い味を出している。
特にだいごろーのキャラクターは顔グラフィックと相まって個人的お気に入り。
話自体もちゃんとオチがあり、まとまっていて良かったです。
ポルターガイストのラップ音はちょっときつかった。



●テイオージャーの野望 新たな刺客タイガーマン 作者:なかゆび工房様 (1期)
戦隊ものの“お約束”を眺めて楽しむ作品。
ところどころ戦闘や操作する場面はあるものの、基本的には見ているだけでOK。
演出にかなり力が入れられており、青バックを使った提供の再現はおもしろい。
ちょっぴり変態な悪役主人公をはじめとしたキャラクターも実に個性豊か。
比較的長めのムービーが続くので、話の合間にセーブポイントが欲しかった。



ジャッジメント・デイ 或る魔導師の英雄譚 作者:突破詠唱様 (1期)
赤と青の珠をうまく使いながらダンジョンを進めていくRPG
システム自体は若干作業的な面を感じる部分はあったものの、なかなか独創的でおもしろい。
ストーリーも重厚かつ奥深く、ラストの流れは個人的に好み。
ところどころで現れる兵士の二人組が、ギャグキャラとして良い味を出していました。



●ゴー!ゴー!ナイスガイ! 吸引力の変わらない新兵器 作者:パルソニック様 (1期)
終始ハイテンションかつコミカルなノリで進んでいくミニゲームタイプの作品。
時間内に迷路を進んでいくだけのシンプルなゲームだが、演出やキャラの掛け合いは見ていて楽しい。
個人的ツボは海に落ちた時の演出。なんだかマリオカートを彷彿とさせる。(笑)
おまけとなるミニゲームにもそれぞれシナリオが付いており、クオリティが高いのがすごい。



●RP病感染拡大中 おまけゲーム付き 作者:だいこん様 (1期)
RP病という謎の病気を調査するため旅立つRPG
病気がテーマながらも全体的にほんわかした世界観で、ラストのオチも非常に自分好みだった。
おまけのゲームは、おまけにしておくのがもったいないかも?
特にパナリルのキャラ崩壊っぷりは必見!(笑)