RPGツクールDS考察18

ようやくファミ通を手に入れました。
公式サイトに掲載されているのはごく一部の情報で、こちらの方が重要な画像なんかも含まれてますね。
というわけで考察いきます。




●顔グラフィック


勇者と女の子を例に4色それぞれのイメージの変化が掲載されています。
イラストが掲載されていますが、これがAmazon特典の素材集に載るイラストなのでしょうか?
他、顔グラフィック選択画面での4色の変化も掲載されています。
他のグラフィックも結構ガラリと変わるみたいですね。


しかし、やっぱり顔グラフィックの種類がかなり少ないように思えて不安だ…
選択画像の横のスクロールバーを見る限り、最大で42種類しか顔グラフィックが無いように見える。
もちろんこれに4色の変化が加わるので、最大で168種類ということになるのですが、それは人間タイプでの話。
問題は動物やモンスターなどの顔グラフィックである。
もちろんスクロールバーの下にある見えない部分にいくつか収録されているのかもしれませんが、キャラグラを考えると明らかに数が合いません。
まあ顔グラなしにする手もあるのですが、あった方がやっぱりイメージが湧きますからね。
それに人間が主人公のゲームでも、敵だけ顔グラなしってのは妙な話ですし…
個人的に人間以外のキャラクターを主人公にした作品を作るのが好きなんで、延期するからにはそのあたりはしっかりとカバーしてもらいたいところです。




●ちびツクDS


ちびツクDSで新しく作れるキャラクターグラフィックの数は全部で12体まで。
作ったデータは後で編集も可能。
組み合わせは3万通り以上。
頭部の種類は最大で40種類。(37〜40種類のいずれか)
※33〜36種類の可能性もあるが、それだと計算上3万通り以上にならない。
ボディの種類は32種類。
装飾品の種類は26種類。
40×32×26=33280通りの組み合わせ。


新規作成で一体キャラクターグラフィックを作ると容量が4消費されるみたい。
12体作っても48、たいした消費ではなさそうですね。
装飾品には背中につける羽根や武器、頭に生える2本角なんかもあります。
さらにボディには“和風”があることが判明!
収録されているキャラクターグラフィックの中にSFチックなロボットもあるみたいですし、こうなるとやっぱりマップチップには期待してしまいますね。
現代、和風、SF…


それからちびツクDSのパーツの色変更。
もしかしたら作成後に色変更できるのかもしれません。
“和風”で紹介されている緑の服が、ボディ選択画面に見当たらないためです。
似たようなのはあるのですが、色がオレンジだったりと違います。
ただ、装飾品選択画面で既に蝶ネクタイが3色用意されているのが気になります。
後で変更できるのなら、ここで3色用意する必要はないのですが…
というわけで色変更できるのか、できないのかはまだ分かりません。




●キャラクターグラフィック


キャラクターグラフィックもやはり4色までということが確定しました。
そして人以外のキャラクターグラフィックの一部(?)が判明!!
種類は以下のとおり


・ロボット(人型)
・ロボット(サテライト型?)
・学生服(男)
・学生服(女)
・犬
・猫
・馬
・火の玉
・スライム
・妖精
・スケルト
・ゴースト
・影
・ゴブリン
・デーモン
・ドラゴン
ミノタウロス
・魔王A
・魔王B
・帆船
・気球
・飛行船


学生服はスーツ姿の社会人なんかにも使えそうですね。
飛行船はジェット機っぽい形。
影は3でもあった黒い人型のグラフィック。(サンプルゲームでいうとポール)
探偵ものの仮想犯人なんかに使えそうです。(コナンっぽい感じで)
スライムは目がありません。
個人的には目が合って欲しかったなぁ…
GBとアドバンスのスライムのデザインは秀逸で好きだったのですが…
まあ目が無いことで火の玉同様いろいろなことに使えそうではあります。


そして問題は動物。
犬、猫、馬の三種類のみ…?
ニワトリは?サルは?ウシは?ペンギンは?
これじゃああのゲームの続編が作れない…orz
アドバンスはドラゴンをワニ、マンティコアをライオンなど見方によっては数多く動物を作れました。
顔グラフィックのように動物やモンスターだけカラーリングでグラフィックが変わる…という可能性もありえない話ではないですが…
ここも動物&モンスターの顔グラフィック同様、ぜひカバーしておいて欲しいところですね。




●モンスターグラフィック


リアルポップのうちどちらかひとつを選択。
ドラゴン、ヴァンパイアなどが掲載。
さらに、システムの設定ページらしき画像が掲載されています。
というわけでそちらを中心にご紹介。


まず、システム設定ページにある項目は


・エディタBGM
・カーソルスピード
・キーボードタイプ
・モンスタータイプ
・容量表示切り替え
・パスワード


の5つ。
“BACK”ボタンがありますので、これ以外にも設定項目はあるのでしょう。


エディタBGMはエディット中に流れるBGMの選択ですね。
選択されている“40 エディット”から見るにBGMは40曲はあることが判明。
エディットはたいてい最後のほうにある曲なんで、ツクールDSの収録BGMは約40曲で確定かな?
※ちなみにアドバンスは全38曲。


カーソルスピードはその名の通りカーソルを動かす速さの選択。
アドバンスのように横だけ反映されないとかいうバグはありませんように…(笑)


キーボードタイプは文章を打つタイプの選択ですね。
“通常タイプ”“携帯タイプ”の2種類でしょう。


モンスタータイプは“リアル”“ポップ”から選択。
この画面でどちらか一方を選択するということで、やはりリアルとポップを混在させたゲームを作るのは無理のようです。


容量表示切り替えに関しては後のDSダウンロードプレイで紹介します。


そして一番気になる“パスワード”
何も書かれていないので現時点では不明ですが、ゲームの中身(エディター)を見られないようにロックをかけられるということなのかな?
見た感じ10桁くらいのパスワードが設定できそうです。




●DSダウンロードプレイ


ツクールDSを持っていない人にもゲームを送れるこの機能。
容量の上限設定、セーブ不可、電源を切ると消えてしまうという制限がある…というのは公式サイトの情報と一緒ですね。
もちろんツクールDSを持っている人同士なら、制限なく楽しめます。


先ほどのシステム設定ページにあった容量表示切り替えは“Full”“DP”から選択可能。
ここでいう“DP”というのが、ダウンロードプレイ専用の総容量が減ったバージョンですね。
HELPには
相手がこのソフトを持っていない場合、通常よりもデータ容量を減らすことが必要です。
上画面の「のこり」の数値が変化します。

とあります。
上画面の残りの数値は88256。
横にあるバーを見る限り全部で12万ほどなわけで、減っているようには見えません。
謎です。


そういえば残り容量の表示が“あき”だったり“のこり”だったりバラバラだ…
まあ開発中の画面ですし、深い意味もなさそうなんでこのあたりは気にせずにしておきましょう。



そして送信画面も掲載。
制作時間が表示されています。(002時間34分)
これは何気に嬉しいですね。
そして使用メモリの表示が。


Full:59072(残66812)
DP:33896(残91988)


このことからツクールDSの総容量は125884ということが確定しました。
数字だけ見るとやはりアドバンスの約2倍ですね。
ダウンロードプレイ専用でも最低33896のメモリが使えることが判明。
といきたいところですが残りが91988…?
合計すると125884…
なぜかフルバージョンと同じです。
残りの数値が変化するとHELPにはあったのですが…やっぱり謎です。
DPバージョンだけ容量消費量が2倍になるとかなのでしょうか?



それから送信画面を見るに、どうやらツクールDSでは作ったゲームを2つセーブできるみたいです。
※これまでの携帯ゲーム機版ツクールは全て1つのみでした。
自分の制作用と他の人が作ったゲームを遊ぶようとで分けるといいかもしれませんね。
または自分の作るゲームの前編、後編で分けるとか。




…長々と書いてきましたがこんなところでしょうか。
特集が見開きページとなかなか情報量豊富な記事だったのではないでしょうか。
公式サイトだけしか見ていない方は、立ち読みでも良いので読んでみることをオススメします。
いろいろと発見があると思いますよ。


公式サイトが更新されたということで、来週あたりにツクールBlog更新もあるかな?
続報に期待!




〜小ネタ〜

・期待の新作でツクールDSが39位にランクイン(先週は35位)
ファミ通の記事に載ってるミラッシェがイケメンキャラだと思ったら女だった