ツクアド話5

たびちーむはツクールサイトだし現在あくまで更新停滞中だし
少しくらいツクールの話しとかないと…
という理由から始めた(でも実はそうでもなかったりする)ツクアド話(仮)の時間です。
ツクール(主にゲーム制作)に関してぱきすたが勝手に適当に生意気に偉そうに
徒然なるままに語っていくコーナーです。
さらりと読み流してください、お願いします。


私はツクアドでゲーム作る時は必ず話の“区切り”を入れてます。
少林寺だったら“第○章 ○○編”ストーンアイだったら“第○話 ○○の巻”という風に。
シナリオを構成していくうえでこれはたぶん当たり前のことだとは思いますが、
実は残り容量を把握しやすくする目的で自分は入れてます。
6万近くの(システム全部作ったらそれよりも減るけど)容量を全てのシナリオに
どう当てていくのか考えたら壮大すぎて難しいんです。
だから全シナリオをいくつかに分けて、それぞれのシナリオの長さを大雑把に考えて、例えば
オープニングに5000、
第一章に8000、
第二章に8000、
第三章に8000、
第四章に9000、
エンディング(自作)に2000…
という具合に各容量を割り当てます。
もしシナリオに当てられる容量が40000あったとしたらこの場合だと
容量が35000以下にならないようにオープニングを作る…
容量が27000以下にならないように第一章を作る…
こんな感じに目標を定めながら作っていってます。
(注:セリフはシナリオを作りながら考えていくので、メッセージ容量は
システムの容量ではなく上の各容量に含まれます)


もちろん多少の変更はあると思いますが“全容量を全シナリオに”よりは
“必要な容量をひとつのシナリオに”で考えた方が作りやすいかと思います。
ちなみにいつも上の方法で作っている自分ですが、情けないことに
“目標”が守られたことは一切ありません。(笑)
毎回目標の容量以下になってしまいます。
そういう場合は無駄なイベント、動き、セリフなどを見て修正を図りますが
どうしても立ちなおせない場合はもうそのまま作ってしまいます。
そのため最後のほうで明らかに容量が足りなくなり、
考えていたまるまるひとつのシナリオをカットしちゃったり。^^;


以下、公開しているゲームのちょっとしたネタバレですが、
少林寺は最後の城で、入る→会話イベント→戦闘、ではなく
入る→制限時間つきの謎解き→会話イベント→戦闘、とする予定でしたが、
容量不足のため制限時間つきの謎解きをカット。
ストーンアイでは探偵編は第四話で、そのあとダンジョンがあってラスボスを倒す最終話を
予定していましたが、容量不足のため探偵編が最終話に。


容量さえあれば残り容量を気にせずやりたいことをザクザク作れるんですが…
まあ限られた容量の中で作るのも携帯機版ツクールのある意味“良さ”ですからね。